先日公開された、ディズニーの実写版『アラジン』吹き替えを観てきました。良かったです。
ダンスやら曲やらジーニーやらアブーやら、良かった所はたくさんあるのですが、個人的には、特にジャファーがアニメ版と異なる部分が多く、終始、気になりっぱなしでした。今回は実写版ジャファーについて、書きます。
注意:この記事は本編のネタバレを含みます。
目次
1.実写版ジャファーは元泥棒
2.ジャファーとジャスミンのキスシーンが無かった!
3.魔人ジャファーが赤くない!
1.実写版ジャファーは元泥棒
アニメでも実写でも初登場時から大臣でしたが、今回の実写版ではジャファーは元はアラジンのような泥棒だったそうです。
劇中では、ランプを手に入れるために、アラジンに協力させようと、自分の過去を打ち明けて共感を得ようとしていました。
また、その証明として、アラジンと同様に見事な(まるでテレポート)窃盗スキルを披露してくれました。
物語後半、ランプもイアーゴではなく、ジャファーが自ら盗みます。
泥棒から大臣までのし上がり、次に王座を狙う野心的な姿勢は、個人的にかなり格好良いと思いました。
2.ジャファーとジャスミンのキスシーンが無かった!
これはかなり賛否が分かれるところですよね?
アニメ版では忍び込んだアラジンからジャファーの気を逸らすためにジャスミンが魔法にかかったフリをして、ジャファーに無理やりキスをするシーンがありました。
あれはかなり・・・いえ、何でもありません。
このシーン、実写だとどうなるのかなと思っていたのですが、まさかの無し!
アニメ版同様、ジャファーがジャスミンと結婚しようとはするのですが、
アラジンの“天翔ける絨毯!「何もかも手に入れるぜ!」”
により颯爽と助け出されてしまいます。
あのイケメンめ!
まあジャファーとジャスミンのキスシーンは、無くて良かったという人が大勢いそうですよね。
私ですか?私は・・・まあ・・・その・・・もちろん無くて良かったと思っていますよ?
3.魔人ジャファーが赤くない!
これもかなり期待していたシーンでした。最後のジャファーの魔人化。
実写版も巨大で強そうではありました。
きっと彼のストレートショットは三つに分かれるに違いありません。
ただ赤くありませんでした。ただの巨大なジャファーでした(ただし下半身は煙)。ジーニーがまるで青鬼のごとく青かったのですから、魔人ジャファーはジーニーの対になるような感じで真っ赤にしてくれてもよかったんじゃないかと思いました。
○終わりに
今回の実写版『アラジン』すごく面白かったですね。観て良かったです。
私が見どころだと思うのは、ジャファー以外だと、お猿さんのアブーですかね。
アニメだと単なるマスコットキャラクターですが、リアル描写だと存在感が違いました。
この映画の上映前に実写版『ライオンキング』の予告を観ました。
すごく面白そうなのですが、ライオンが全員同じにしか見えないです。
いずれにしても楽しみですが。
この調子でどんどんディズニーのアニメ作品を実写化してほしいですね。